朝3歩爺叙

朝散歩のひとコマを綴ってます。

椿咲く春なのにアンコ椿は何処行った?

朝3歩爺叙 #ukikusagoro

椿

「椿」日本人には馴染みの花木です。

爺叙が思うに、桜、梅に次ぐ日本を表す花木が「椿」ではないかと。

「つばき」は"木"偏に"春"と書きますが、寒椿、冬椿は冬の季語です。

花期は2月から5月なので、春を告げる花として、この字が当てられたと思います。

 



椿三十郎椿鬼奴、椿姫、椿健太郎(サーキットの狼)などなど。

ちょっと品を感じてしまうのが不思議です。

徳川二代将軍秀忠が、椿園芸を嗜んだことから、椿を題材とした絵画が流行したそうですよ。

将軍様の花としてのイメージが根付いているからなのでしょうか?

古くは、西暦700年代始めの文献に「椿」の漢字が記せられているようです。

西暦700年代は遣唐使などが朝鮮半島に渡り大陸との交流が盛んな頃ですね。

 

 

 

イアーワーム

🎶椿咲く春なのに🎶

🎶アンコ~椿は🎶

🎶花は~越後の~雪椿🎶

花を見ると、つい歌を口ずさんでしまいませんか?

一度口ずさんでしまうと、一日中口ずさんでしまったりして、年寄りは困ったもんです。

私は🎶椿咲く~🎶ですね。

あなたは?

私の印象では、「寒椿」「雪椿」とあるように雪国の花で寒さに耐えて咲く強い花です。

少し歌詞検索してみましたところ、やはり、冬から雪解けの時期あるいは東北から日本海を設定したものが多いです。

日本人の椿に対するイメージと私の感じたものは、一致しているようです。

なのですが、現実世界で「椿」の名所、産地は?と聞かれれば、🎵アンコ椿は恋の花🎵の伊豆大島と答えるのではないでしょうか?

伊豆大島は、温暖な観光地として有名な島ですよね。

椿油」が特産品となっており、シャンプー、育毛剤などに利用されています。

私も、そろそろお世話にならないといけない状態になってきました😂

花のイメージと産地が異なるのも、珍しいのではないでしょうか?

 

花言葉

椿の花言葉は、「控えめな優しさ」「誇り」ですが、色によって若干違いがあります。

赤い「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」

白い「完璧な美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」

ピンク「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」

何やら、裏花言葉もあるようなので、興味のある方は次のリンクをご覧ください。

greensnap.jp

 

椿 日本史登場はいつ?

漢字の椿は、西暦700年代の文献に記載があると前記しました。

では、ツバキという植物は、いつ頃から日本に根付いたのでしょう?

日本書紀によれば、西暦200年頃に九州で起きた乱の鎮圧に行かれた、景行天皇(Wikipediaには143歳崩御とある)が、海石榴(ツバキ)の椎を使ったとの記述があるそうです。

詳しくは下記のリンクを🖱️

rekishi-memo.net

椿って悲しい?

凍てつく寒さに耐え、まだ雪をかぶりながらも大きく花開く「椿」は、字の如く春を呼ぶ嬉しい花ですね。

ですが、悲しい一面もあるのです。

 

日本では、古くから習わしや言い伝えそして縁起などの風習があります。

「椿」に纏わるものもあります。

"庭に植えると家が滅びる""庭に植えると当主が打ち首になる"というものがあります。

ビックリですね。

 

これは、「椿」の花が、萎まらずに咲いたまま落ちるので、斬首や打ち首を連想されるからだそうです。

私も、運気アップにと、庭木について調べたことがありました。

結果、植える木がなくなりました。

そのくらいに、あれやこれやと、この手の話が転がっているということです。

 

木になる(気になる)方は調べてみては?

お後が宜しいようで。