年寄りは何故花を撮影するのだろう?
Instagramを始めてどのくらい経つのだろう?
「朝3歩」と称しているが、実際は、通勤途中に撮影したものが殆んどである。
朝の散歩中と思われていた方には、この場を借りてお詫び申し上げます。
2021年10月17日が最初の投稿でした。
まだ、8ヶ月半なんですね。
4、50代の頃は、花を撮影するお年寄りを見て、年取ると何で花ばかり撮影するのだろう?と、疑問に思いながら、自分は花じゃなくて風景を、と思ったものでした。
齢60を過ぎ始めたInstagramの投稿を振り替えってみると、いやはや、殆んどが花の写真じゃないですか❗
アチャー‼️って感じですよ。
小生も普通の爺さんなんですね。
それにしても、何故?年寄りは花を撮るのでしょうね❓
月曜から夜更かしの見解
「年寄り」「花」「写真」でネット検索してみた。
こんなのがヒットしました。
理由はたったひとつ「花はきれい。人間は汚い。」だそうです。
長年に渡った、仕事、子育て、介護などなどを終え、世の中の酸いも甘いも味わい、辿り着いた胸中なのかも知れませんね。
そういえば、極楽浄土も花園ですよね。
近付いているのかな?私もそっちの世界に。
チ~ン、合掌、礼拝。
身体的な衰えが理由
人は皆、年齢と共に運動機能が衰えてきます。
生活習慣も徐々に変わり、海に山にキャンプバーベキュードライブといった、アクティブな週末も、家でゆっくりしながら庭いじりやご近所散歩になってきます。
そうすると、車でビュンと移動していた道も歩いて通ります。
今まで、見えなかったものが歩く早さだから見えてきます。
又、立ち止まる時間的、精神的余裕もあるので、尚のこと道端に咲く草花に目と心が留まるんですね。
時間的精神的な余裕が大事なポイントなのでしょう。
身体的な衰えが出てきたので、時間的精神的余裕が生まれる生活習慣に変わり、きれいなものをきれいと感じられるようになったのではないでしょうか。
経済的な余裕が理由
こんな事も考えられるのではないでしょうか。
身体的な衰えが出てきたので、アクティブな生活習慣が減って、レジャー、趣味や自己投資に使うお金が減った。
故に、家計全体の出費が減り、今までよりも齷齪アクセク稼ぐ必要がなくなった。
これは、精神的な健常化に大きな要因となり得ますよね。
「お金がある」という余裕ではなく「お金を沢山の稼がなくて良い」という余裕です。
又、今月暮らせれば十分だと思える、物欲からの解放と言っても良いのかも知れませんね。
これが、一番大きな理由なのではないでしょうか。
「色即是空」の境地に人は近付いていくのです。
美しいものを美しいと感じることができる、心持ちを、どの年代でも持っていたいものですね。